寺谷弁天
寺谷弁天(てらやべんてん、通称:弁天池)は、神奈川県横浜市鶴見区の住宅街にある小さな池である。過去の寺谷大池の名残りとして残されている。
寺谷弁天 | |
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所在地 | 神奈川県横浜市鶴見区 |
位置 | |
成因 | 過去に灌漑用 |
淡水・汽水 | 淡水 |
プロジェクト 地形 |
歴史 編集
ここでは寺谷弁天の歴史について説明する。
建武時代 編集
寺谷弁天の前身である寺谷大池は、永享年代に寺谷大池があった確証は無いが、建武元年時期には、寺谷大池がすでに存在していたとしている[1]。
大正時代(埋め立て) 編集
鶴見川は高低差が少なく海水が逆流しやすいため、農業用水として利用するには不向きであった。そのため鶴見では灌漑用の溜池が多く利用され、寺谷大池もそのうちの一つであった。しかし、工業化が進むと灌漑の必要がなくなったため、大正時代に、池の一部を記念として残し、その他は埋め立てられた。
現在 編集
現在の寺谷弁天は、弁財天を祀る神社であり、池の中央の岸近くに四角い弁天島(中島)があり、その上に鉄骨の覆い殿を建て、中に本殿を安置している。
脚注 編集
- ^ “寺谷大池跡 2017年7月作成”. 2022年12月16日閲覧。
関連項目 編集
- 鶴見区 (横浜市)
- 弁天池 (曖昧さ回避)
- 寺谷大池