宮地裕
宮地 裕(みやじ ゆたか、1924年1月14日[1] - 2021年2月14日)は、日本の国語学者。学位は、文学博士(大阪大学・1974年)(学位論文「現代日本語形態論」)。大阪大学名誉教授。2000年勲二等瑞宝章受章。妻の宮地敦子も国語学者(元関西学院大学教授・龍谷大学名誉教授)。
来歴・人物 編集
東京生まれ。1941年に旧制東京府立第一中学校卒。京都帝国大学文学部国文科卒、同大学院特別研究生の1950年より、新村出の紹介で玉上琢弥とともに『源氏物語』の現代語訳の新訳をする谷崎潤一郎の助手を務める。
1952年京都府立西京大学助手、のち大阪大学文学部助教授、教授、1974年学位論文「現代日本語形態論」で大阪大学より文学博士の学位を取得。1987年定年退官、名誉教授。その後は帝塚山学院院長も務めた[2]。2000年秋、勲二等瑞宝章受勲[3]。2021年、97歳で没。
著書 編集
単著 編集
共編著 編集
記念論集 編集
- 『日本語の研究 宮地裕・敦子先生古稀記念論集刊行会』明治書院 1995