太麻里郷(タイマーリー/たいまり-きょう)は台湾台東県である。

台東県の旗 台東県 太麻里郷
別称: 兆猫里・朝猫籬・大猫狸・大麻里
地理
位置 北緯22°02'
東経121°00'
面積: 96.6523 km²
各種表記
繁体字: 太麻里
日本語読み: たいまり
拼音: Tàimálǐ
通用拼音: Táimálǐ
注音符号: ㄊㄞˋㄇㄚˊㄌㄧˇ
片仮名転写: タイマーリー
台湾語: Thài-mâ-lí
客家語: Thai-mà-lî
パイワン語: Tjavualji
アミ語: Tjavualji
行政
行政区分:
上位行政区画: 台東県の旗 台東県
下位行政区画: 9村142鄰
太麻里郷長: 程正俊
公式サイト: 太麻里郷公所
情報
総人口: 11,486 人(2015年1月)
世帯数: 4,613 戸(2015年1月)
郵便番号: 963
市外局番: 089
太麻里郷の木: -
太麻里郷の花: -
太麻里郷の鳥: -
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太麻里渓河畔の香蘭圳取水口

地理 編集

太麻里郷は台東県南東部に位置し、北は卑南郷台東市と、西は金峰郷と、西南は達仁郷と、南は大武郷とそれぞれ接し、東は太平洋に面している。中央山脈を背にし、沿岸部の平原を除くと大部分が山地に属しており、最高海抜は2,000mに及ぶ。

歴史 編集

太麻里郷は古くはパイワン族パナパナヤン社の居住地であり、太麻里(チャバリィ)という地名もパイワン語で「太陽が照りつける肥沃な土地」という意味である。「太麻里」という表現以外にも清代の文献の中で「兆猫里」、「朝猫籬」、「大猫狸」、「大麻里」とも記載されている。

日本統治時代になると台湾西部より漢人が移入するようになり、1920年の台湾地方制度改制の際に「太麻里區」が設置され、1937年に「太麻里庄」と改称、台東庁台東郡の管理となった。戦後は金崙郷の金崙村、多良村を編入した上[1]、台東県太麻里郷と改編され現在に至っている。

経済 編集

行政区 編集

美和村、三和村、北里村、華源村、大王村、泰和村、香蘭村、金崙村、多良村

歴代郷長 編集

氏名 任期

教育 編集

国民中学 編集

国民小学 編集

交通 編集

 
金崙渓に架かる南廻線金崙渓鉄橋。奥に見えるのは台9線阡仔崙橋
種別 路線名称 その他
鉄道 南廻線 太麻里駅 金崙駅 瀧渓駅
省道 台9線 南廻公路
省道 台11線

観光 編集

脚注 編集

  1. ^ 歷史沿革”. 台東縣金峰鄉公所. 2018年7月17日閲覧。

外部リンク 編集