大井村 (岡山県吉備郡)

日本の岡山県吉備郡にあった村

大井村(おおいそん[1])は、岡山県吉備郡にあった。現在の岡山市北区の一部にあたる。大字大井の市場町で、5と10の日は本市が開かれて賑わったが、大正期が最盛期でその後衰退した[2]

おおいそん
大井村
廃止日 1956年3月31日
廃止理由 新設合併
足守町、福谷村大井村日近村岩田村足守町
現在の自治体 岡山市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
吉備郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,626
国勢調査、1950年)
隣接自治体 福谷村、日近村、足守町、総社市
大井村役場
所在地 岡山県吉備郡大井村
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

地理 編集

足守川(笹ヶ瀬川)と日近川の合流点と、その北側の山間部に位置していた[2]

歴史 編集

  • 1889年(明治22年)6月1日、町村制の施行により、賀陽郡大井村、粟井村が合併して村制施行し、大井村が発足[1][2]。旧村名を継承した大井、粟井の2大字を編成[2]
  • 1900年(明治33年)4月1日、郡の統合により吉備郡に所属[1][2]
  • 1956年(昭和31年)3月31日、吉備郡足守町、福谷村、日近村、岩田村と合併し、足守町が存続して廃止された[1][2]。合併後、足守町大字大井・粟井となる[2]

産業 編集

  • 農業[2]
  • 産物:米、麦、藺草、葉煙草、薪炭、藁工品、果物[2]

教育 編集

  • 1891年(明治24年)大井尋常小学校開校[2]

脚注 編集

  1. ^ a b c d 『市町村名変遷辞典』114頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『角川日本地名大辞典 33 岡山県』187-188頁。

参考文献 編集

関連項目 編集