半田町 (愛知県)

日本の愛知県知多郡にあった町

半田町(はんだちょう)は、愛知県知多郡にかつて存在した。現在の半田市中心部に該当する。

はんだちょう
半田町
半田町道路元標
半田町道路元標
廃止日 1937年10月1日
廃止理由 新設合併
半田町亀崎町成岩町半田市
現在の自治体 半田市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
知多郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
半田町役場
所在地 愛知県知多郡半田町
座標 北緯34度53分34秒 東経136度56分16秒 / 北緯34.89264度 東経136.93786度 / 34.89264; 136.93786 (半田町)座標: 北緯34度53分34秒 東経136度56分16秒 / 北緯34.89264度 東経136.93786度 / 34.89264; 136.93786 (半田町)
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古くから醤油味噌などの醸造業が栄えていた。また、三河湾に面する半田港があり、米などの材料の運搬、酒、醤油などの江戸への運搬により海運業でも栄えていた。酒粕を用いたの醸造が始まると[1]、酢は尾州廻船によって江戸に運ばれた。運搬には阿久比川の排水路として築かれた半田運河(十ヶ川)[2] が利用されていた。このこともあり、江戸時代後期には知多郡最大の村となった。

明治以降も醸造業ビール[3]などの食品産業の町として栄えた。

歴史 編集

学校 編集

交通機関 編集

神社・寺院 編集

  • 住吉神社

出身有名人 編集

脚注 編集

  1. ^ 1804年文化元年)、酒造業を営んでいた中野又左衛門が初めて行ったという。中野又左衛門家は現在のミツカン
  2. ^ 周辺は後に、環境省の「かおり風景100選」に選定されている。
  3. ^ 1896年に丸三麦酒が設立されている。「カブトビール」のブランドで製造されていた。工場の建物3棟は「半田赤レンガ建物」として国の登録有形文化財に登録されている。

関連文献 編集

  • 愛知県知多郡半田町役場 編『半田町史』愛知県知多郡半田町役場、1926年10月30日。NDLJP:1020258  

関連項目 編集