午前一時

『午前一時』（One A.M.）は、チャーリー・チャップリンのミューチュアル・フィルム（英語版）における4作目のサイレント映画。1916年の作品。別邦題は『チャップリンの大酔』『チヤプリンの酩酊』^[1]。冒頭でアルバート・オースチンが、タクシーの運転手役で少し登場する以外、最後までチャップリンの独り芝居である。

午前一時

内容編集

ストーリーは特になく、深夜、酩酊して帰宅した家の主人 (チャップリン) が、寝室に行くまでに、様々な家具に行く手を阻まれる様子を、流麗なパントマイムの至芸で見せている。

俳優	日本語吹替
チャールズ・チャップリン	山寺宏一
（ナレーター）	近石真介

この作品はサイレント映画だが、チャップリンのデビュー100周年を記念し、日本チャップリン協会監修のもと、日本語吹替が製作された^[3]。

One A.M. - IMDb（英語）
One A.M. - YouTube - BGM有り
Worries and Wobbles - YouTube - ラリー・シモン監督、ジミー・オーブリー（英語版）主演の喜劇映画。1917年作。酩酊した男が帰宅しての酔態を描いており、歴史家・無声映画の音楽作曲家のベン・モデル（英語版）により『午前一時』の影響を指摘されている^{[† 1]}。

出典

^ Model, Ben (2018年11月19日). ""Jimmy Aubrey Comedy" is Not Always an Oxymoron". Ben Model (アメリカ英語). 2023年10月28日閲覧。