前田種利

前田対馬守家初代

前田 種利(まえだ たねとし、生没年不詳)は、戦国時代武将通称与十郎佐十郎泰学は長規、重利とも伝わる。

略歴 編集

前田仲利の子で、尾張国海東郡前田城主。織田家家臣佐久間氏に仕えた。子に前田長定がいる[1]。また娘は佐久間信盛に嫁いだ[2]

蟹江城合戦に見える前田種利は、子の長定のことだと考えられる。

脚注 編集

参考文献 編集

  • 『尾張群書系図部集第2巻』(群書類従完成会、1997年、912p)
  • 『歴史読本 第54巻、第4号』(新人物往来社、2009年、194p)