函館短期大学
日本の北海道函館市にある私立大学
(函館商科短期大学から転送)
函館短期大学(はこだてたんきだいがく、英語: Hakodate Junior College)は、北海道函館市高丘町52-1に本部を置く日本の私立大学。1953年創立、1953年大学設置。大学の略称は函短。
函館短期大学 | |
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大学設置/創立 | 1953年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人野又学園 |
本部所在地 |
北海道函館市高丘町52-1 北緯41度47分18.35秒 東経140度48分30.07秒 / 北緯41.7884306度 東経140.8083528度座標: 北緯41度47分18.35秒 東経140度48分30.07秒 / 北緯41.7884306度 東経140.8083528度 |
学部 |
食物栄養学科 保育学科 |
ウェブサイト | http://www.hakodate-jc.ac.jp/ |
概観 編集
大学全体 編集
- 学校法人野又学園により1953年、商科I部・II部からなる函館商科短期大学として設置された。後に食物栄養学科を増設し、2学科体制となったが商科が函館大学に移行。それからは、食物栄養学科のみの単科短大になったが2009年度より保育学科も増設された。
建学の精神(校訓・理念・学是) 編集
- 函館短期大学における建学の精神は「報恩感謝、常識涵養、実践躬行」となっている。
教育および研究 編集
- 函館短期大学は食物栄養学科のみが設置されているが、栄養士に加えて調理師や製菓衛生師、教育職員など目的に合せたコースがある。2009年より保育者の養成も執り行っている。
学風および特色 編集
沿革 編集
- 1953年 函館商科短期大学(はこだてしょうかたんきだいがく)として開学。当初は商科I部のみ。齋藤與一郎が初代学長に就任[1]。
- 1955年 函館栄養専門学校開校。
- 1957年6月 登坂良作が2代目学長に就任[1]。
- 1960年 服部喜作が3代目学長に就任[1]。
- 1962年4月 商科第二部を設置(学生数:男92、女7[2])。
- 1962年10月 函館短期大学に改名される。
- 1963年 函館栄養専門学校を発展改組して短大に栄養学科(学生数:男5、女59[3])を設置。野又貞夫が4代目学長に就任[1]。
- 1966年 3月31日 商科第一部・第二部廃止[4]。
- 1966年 4月1日 栄養学科を食物栄養科に変更。
- 1974年 食物栄養科を食物栄養学科に変更。
- 1976年10月 吉村克二が5代目学長に就任[1]。
- 1979年10月 田村正が6代目学長に就任[1]。
- 1982年 黒坂正次が7代目学長に就任[1]。
- 1988年 野又肇が8代目学長に就任[1]。
- 2000年 小笠原愈が9代目学長に就任[1]。
- 2003年 上平幸好が10代目学長に就任[1]。
- 2006年 この年度の入学生より栄養教諭二種免許状の教職課程が取得可能となる[5]。
- 2009年 保育学科を設置(系列の函館医療保育専門学校保育科を発展改組)。
- 2014年 函館市と相互協力協定締結。
- 2015年 猪上徳雄11代学長に就任
- 2022年 渡辺桃子12代学長に就任
基礎データ 編集
所在地 編集
- 北海道函館市高丘町52-1
交通アクセス 編集
教育および研究 編集
組織 編集
現在の存在する学科 編集
- 食物栄養学科
- 調理栄養コース:併設の調理師専門学校にも通うことで調理師や製菓衛生師も目指すためのコース。
- 福祉栄養コース:訪問介護員として必要な諸科目もある。
- スポーツ栄養コース:スポーツに関する諸科目もある。調理師専門学校との掛け持ちで調理師資格も取得できる。
- 教職栄養コース:教育職員を目指す人のための科目もある。
- 保育学科
過去に存在した学科 編集
専攻科 編集
- なし
別科 編集
- なし
取得資格について 編集
資格 編集
受験資格 編集
- 製菓衛生師:付設の専門学校とのダブルスクールで取得可能。
教職課程 編集
学生生活 編集
部活動・クラブ活動・サークル活動(一部) 編集
学園祭 編集
- 函館短期大学の学園祭は毎年、概ね10月に行われている。
大学関係者と出身者 編集
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- 歴代学長
- 出身者
- 大野和雄 - 商学者
施設 編集
キャンパス 編集
- フィットネスセンター
- テニスコート
- 調理実習室
- 情報処理演習室
- 化学実験室
- 図書館
- 学生食堂
対外関係 編集
系列校 編集
卒業後の進路について 編集
就職について 編集
- 食物栄養科:資格を活かした職としてはエームサービス・竹田食品・シダックス・寿フーズ・富士産業・半田屋・一富士フードサービス・菓匠三全・プリンスホテル・弁釜などの一般企業や各種病院や社会福祉施設などがある。大槻食材・ジェイティービー・第一生命保険・北洋銀行・函館トヨペット・日本生命保険・北一食品・マルカワ・ウイニングなど専門職外の企業に就職する人もみられる。
- 商科第一部・第二部:一般企業への就職者が多かったものとみられる[1]。
編入学・進学実績 編集
脚注 編集
参考文献 編集
- 『全国学校総覧』
- 『短期大学一覧』
- 『教員養成課程認定大学・短期大学等総覧』(全国高等学校長協会編。第一法規出版)
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『函館短期大学』(入学案内小冊子)
- 『創立五十周年記念函館短期大学史』(同タイトル編纂委員会編、2003年)