仁叟寺
仁叟寺(じんそうじ)は、群馬県高崎市吉井町神保[1]にある曹洞宗の寺院。
仁叟寺 | |
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所在地 | 群馬県高崎市吉井町神保1295 |
山号 | 天祐山 |
院号 | 公田院 |
宗派 | 曹洞宗 |
創建年 | 室町時代前期 |
開基 | 奥平貞訓 |
中興年 | 大永2年(1522年) |
中興 | 奥平貞能 |
正式名 | 天祐山公田院仁叟禪寺 |
文化財 | 仁叟寺のカヤ(群馬県指定天然記念物)、石造薬師如来座像、天祐山公田院仁叟寺(以上、高崎市指定重要文化財)、仁叟寺のムク(高崎市指定天然記念物) |
公式サイト | 曹洞宗 天祐山公田院仁叟寺|群馬県高崎市 |
法人番号 | 1070005002083 |
歴史 編集
室町時代前期、奥平貞訓の開基である。その後、1522年(大永2年)に貞訓の子孫である貞能により現在地に移された。当寺では、移転時の住職直翁裔正を開山とし、そこから数えることになっている[2]。
これまでに歴代領主の保護を受け、江戸時代には、25石の寺領を受けている[2]。
移転後、現在に至るまで、幸いにも火災に遭わずに済んでいる[3]。その甲斐あって、1899年(明治32年)に群馬県内では長楽寺とともに古社寺保存法(現在の文化財保護法に相当)の指定を受け、皇室より下賜金を受けている[2]。
文化財 編集
交通アクセス 編集
- 吉井駅より徒歩14分。
脚注 編集
参考文献 編集
- 群馬県高等学校教育研究会歴史部会 編『群馬県の歴史散歩(歴史散歩10)』山川出版社、2005年