中野方川(なかのほがわ)は、木曽川水系の河川岐阜県恵那市を流れる。木曽川本川に合流する1次支川[2][3]

中野方川
水系 一級水系 木曽川
種別 一級河川
延長 10.544[1] km
水源 蛭川峠岐阜県
水源の標高 716 m
河口・合流先 木曽川(岐阜県)
流域 岐阜県
地図
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地理 編集

中野方川・概略図
 
蛭川峠付近
 
中野方ダム
 
力石川
 
岐阜県道68号
 
坂折川
 
岐阜県道412号
 
笠置峡
 
木曽川

岐阜県恵那市中野方町北東の蛭川峠に源を発し、恵那市笠置町河合で木曽川に合流する[4]。河川延長約11キロメートル、うち河川法区域延長は約10キロメートル[4]。水源付近には生活貯水池として2006年に完成した中野方ダムがある。

上流部では中野方盆地の水を集めて西に流れる[4]。河岸に近い沖積平野と緩斜面により水田が多く開かれており、集落も散在する旧中野方町の中心地を通る[4]

下流部は坂折川が合流する付近で赤川断層に沿って急角度で南東に流れを変え、断層に沿って笠置山秋葉山の間を抜けて木曽川合流点に至る[4]。この付近には狭い谷底の平地にわずかな水田と集落が点在する[4]

主な支流 編集

一級河川のみを記載[1]

周辺 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 岐阜県 (2021年4月1日). “河川調書” (PDF). 2022年11月22日閲覧。
  2. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川コード表編)” (PDF). 2022年11月22日閲覧。
  3. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川模式図編)” (PDF). 2022年11月22日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 角川日本地名大辞典「中野方川【なかのほがわ】」”. JLogos. 2022年11月22日閲覧。