ラグナ・ガルソン橋
ラグナ・ガルソン橋(西:Puente de Laguna Garzón)は、その円形構造で知られる橋である。ウルグアイ、ガルソン村に位置し、ウルグアイ出身の著名な建築家ラファエル・ヴィニオリによって設計された[1][2]。
Laguna Garzón Bridge | |
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ラグナ・ガルソン橋 | |
座標 | 南緯34度48分09秒 西経54度34分20秒 / 南緯34.8024度 西経54.5721度座標: 南緯34度48分09秒 西経54度34分20秒 / 南緯34.8024度 西経54.5721度 |
通行対象 | 暫定2車線(円部分は片側1車線)、 歩道および自転車道 |
交差 | Garzón lagoon |
所在地 | ロチャ県とマルドナド県 |
正式名称 | Laguna Garzón Bridge |
特性 | |
資材 | 鉄鋼, コンクリート |
歴史 | |
設計者 | ラファエル・ヴィニオリ |
建設開始 | 2014年9月 |
開通 | 2015年12月22日[1] |
2014年に着工、16ヶ月かけ2015年12月に完成した[3]。車線を円状にカーブさせることで、ドライバーは速度を落として運転せざるをえない設計がされているほか、歩行者が円形部を通過できる歩道や、円の内部と外部どちらも見渡せるように横断歩道が設けられている[4]。
この橋はラグナ・ガルソン(西:Laguna Garzón)という沿岸ラグーンを渡るために建設された。完成以前は、2台積みのカーフェリーが唯一の交通手段で、昼間かつ航行可能な天候に恵まれていないと運行できないものだった。2015年12月に車両の通行が可能になり、歩行者と1日最大約1,000台の車両が渡れるようになった[5]。
ギャラリー 編集
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横断歩道と、橋の内周側と外周側の歩道
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ラグナ・ガルソン橋と進入部の構造
出典 編集
- ^ a b “The long-awaited Laguna Garzon Bridge is set up - Consultatio Real Estate” (英語). Consultatio Real Estate. 2016年1月28日閲覧。
- ^ Lubin, Rhian. “Can you guess why architects built a road bridge circular instead of straight?”. Mirror. 2016年1月28日閲覧。
- ^ Elyse Wanshel. “南米ウルグアイに円状の橋が登場 その理由が素敵だった”. ハフィントン・ポスト. 2021年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月19日閲覧。
- ^ Huffington Post (2016年1月27日). “This Circular Bridge Encourages Drivers To Slow Down And Take In The View”. National Sun Times. 2016年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月19日閲覧。 “...Each half circle on the bridge acts as a one-way street ... drivers will have to slow down to cross, ...”
- ^ “Circular bridge by Rafael Viñoly spans Uruguay lagoon”. Dezeen (2016年1月19日). 2021年3月19日閲覧。