ユメノシマガヤツリ(学名:Mariscus congestus)は、カヤツリグサ科に分類される多年生植物の一種。アフリカ原産で、日本にも帰化植物として生育している。

ユメノシマガヤツリ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
階級なし : ツユクサ類 commelinids
: イネ目 Poales
: カヤツリグサ科 Cyperaceae
: カヤツリグサ属 Cyperus
: ユメノシマガヤツリ C. congestus
学名
Cyperus congestus Vahl
シノニム

Mariscus congestus
(Linnaeus, 1753)

和名
ユメノシマガヤツリ
英名
Dense flat sedge

分布 編集

アフリカ南部を原産地とする[1]

ヨーロッパ、オーストラリア、日本などに移入分布する[1]。日本では1982年に東京湾夢の島で初めて確認され、現在では東京都埼玉県千葉県に定着している[1]

特徴 編集

草丈は50-70cmほどで、茎の先端部にある約5枚の細長い包葉の間には2-7本の花梗があり、直径3cmの花穂をつける。

温帯の海岸や湿地に生育する。

参考文献 編集

  1. ^ a b c ユメノシマガヤツリ 国立環境研究所 侵入生物DB