モリドラゴン属Gonocephalus)は、爬虫綱有鱗目トカゲ亜目アガマ科に属するの1つ。

モリドラゴン属
ブルーアイモリドラゴン
Gonocephalus liogaster
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : イグアナ下目 Iguania
: アガマ科 Agamidae
亜科 : アガマ亜科 Agaminae
: モリドラゴン属 Gonocephalus
Kaup, 1825

分布 編集

インドネシアタイフィリピンマレーシア

形態 編集

最大種はオオモリドラゴン。後頭部から背面にかけて棘状の鱗(クレスト)や喉元に垂れた皮膚(咽喉垂、デュラップ)が発達する。名前にもあるブルーアイモリドラゴンのように虹彩が青い種が数種いる。

カメレオンモリドラゴンのように環境や気分により体色を変化することが出来る種もいる。また雌雄で体色の異なる種もいる。

オセアニアに生息する種は近年、本属よりもアフリカ大陸に生息するアガマに近縁と判明した。そのため別属ミナミモリドラゴン属Hypsirulusとして分割された。

生態 編集

名前の通り森林に生息する。樹上棲。食性は動物食で昆虫類節足動物等を食べる。繁殖形態は卵生。

分類 編集

人間との関係 編集

ペット用として輸入されることがある。主に野生個体の幼体が流通する。輸送中に状態を崩していることが多く種にもよるが飼育は難しいとされる。しかし抱卵したメスや飼育下での交尾による繁殖例はある。

関連項目 編集