マクラーレン・MP4-X(エムピーフォーエックス)は、マクラーレン2015年に発表したコンセプトカー。通常のフォーミュラカーとは違い、タイヤが露出しておらず、ホイールにカバーがついているのが特徴である。F1の未来を示す革新的コンセプトとして公開された。

仕様 編集

パワートレイン 編集

内燃機関のエンジンを搭載せずに電動機を搭載する[1]

アクティブ・エアロ・ダイナミクス 編集

速度やコーナリングに応じて空力パーツが変形する[1]

グランド・エフェクト 編集

グランド・エフェクトも活用される[1]

コクピット 編集

密閉式でカメラで撮影した全周の映像をヘルメットのヘッドアップディスプレイに表示する[1]

車輌システム 編集

ドライバーの脳波を使用して運転する[1]

タイヤ・センサー 編集

タイヤの空気圧を常時モニタリングしており、異常発生時には知らせる[1]

ドライバー・テクノロジー 編集

ドライバーの疲労状況をリアルタイムで把握できる[1]

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g 未来のF1マシン、マクラーレンMP4-Xを発表”. 2018年12月31日閲覧。

関連項目 編集

  • サイバーフォーミュラ - 1990年代初頭の作品だが、既に時代を先取りした同様のコンセプトのマシンが描かれている。

外部リンク 編集