プエルト・プリンセサ

フィリピンの都市

プエルト・プリンセサ(Puerto Princesa、フィリピン語: Lungsod ng Puerto Princesa)はフィリピン南西部、パラワン島の中部にある港湾都市。パラワン州の州都で一級市になっている。2007年の国勢調査では人口は210,508人で33,306世帯がある。市の面積は2,400平方km、バランガイ(集落、町)の数は66。

プエルト・プリンセサ
Puerto Princesa
全景
全景
位置
プエルト・プリンセサの位置(フィリピン内)
プエルト・プリンセサ
プエルト・プリンセサ
プエルト・プリンセサ (フィリピン)
プエルト・プリンセサの位置(東南アジア内)
プエルト・プリンセサ
プエルト・プリンセサ
プエルト・プリンセサ (東南アジア)
プエルト・プリンセサの位置の位置図
プエルト・プリンセサの位置
座標 : 北緯9度45分 東経118度45分 / 北緯9.750度 東経118.750度 / 9.750; 118.750
行政
フィリピンの旗 フィリピン
 地方 ミマロパ地方
  パラワン州
 市 プエルト・プリンセサ
地理
面積  
  市域 2,381.02 km2
標高 98 m
人口
人口 (2020年現在)
  市域 307,079人
その他
等時帯 フィリピン標準時 (UTC+8)

地理 編集

市街地は島の東海岸、スールー海側に深く食い込んだホンダ湾(Honda Bay)の中にあり、天然の良港で要害の地となっている。島の北部にあるリゾート地・エルニドカラミアン諸島への中継点であるほか、ホンダ湾周辺にもリゾートが点在している。またワニ養殖、地底河川(世界遺産プエルト・プリンセサ地底河川国立公園)、街周囲のダイビングスポットが名高い。

歴史 編集

スペイン植民地支配の時代、当初島全体を統括していたカラミアン州が三分割され、プエルト・プリンセサは島南部を管轄するアストゥリアス州(Asturia)の州都となった。しかしパラワン島の中心は、最初にスペインが支配しカラミアン州の州都でもあった島北部のタイタイ(Taytay)だった。20世紀に入りアメリカ合衆国の支配が始まると、パラワン島はパラワン州に再編され、プエルト・プリンセサが州都となった。

 
1904年に作製されたプエルト・プリンセサ港の海図

対外関係 編集

姉妹都市・提携都市 編集

国内
国外

交通 編集

空港 編集

脚注 編集

関連項目 編集