フジテック前駅

滋賀県彦根市にある近江鉄道の駅

フジテック前駅(フジテックまええき)は、滋賀県彦根市甲田町にある近江鉄道本線(彦根・多賀大社線)のである。駅番号はOR02

フジテック前駅
駅舎(2006年10月)
(背後の塔はフジテックのエレベーター研究塔)
ふじてっくまえ
FUJITEC MAE
OR01 米原 (2.3 km)
(1.1 km) 鳥居本 OR03
地図
所在地 滋賀県彦根市甲田町356
北緯35度17分39.33秒 東経136度17分7.85秒 / 北緯35.2942583度 東経136.2855139度 / 35.2942583; 136.2855139座標: 北緯35度17分39.33秒 東経136度17分7.85秒 / 北緯35.2942583度 東経136.2855139度 / 35.2942583; 136.2855139
駅番号 OR02
所属事業者 近江鉄道
所属路線 本線(彦根・多賀大社線)
キロ程 2.3 km(米原起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
228人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
471人/日
-2019年-
開業年月日 2006年平成18年)3月18日[1]
備考 無人駅
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歴史 編集

2006年平成18年)3月18日に開業した駅で[1]エレベーター大手製造会社のフジテック本社が、同社滋賀製作所へ移転したことに伴って開設された。総工費5,400万円のうち駅舎設置費用などに相当する4,000万円を同社が負担し、残りの1,400万円で自治体(彦根市)がトイレ駐輪場を整備した。

会社要望で新設されたこともあり、フジテックは当駅利用の通勤定期券を一括購入している[2]。しかし開業当初はフジテックの元の職場(大阪府茨木市)周辺から長距離通勤をする社員なども含め約400人ほどが利用していたが、次第に職場付近に住宅を求めマイカー通勤をする社員が増え、徐々に利用者数は減少している[3]

年表 編集

駅構造 編集

 
駅全景(2022年2月、踏切より)

単式ホーム1面1線の駅。ホームは全長45メートルで3両編成分の有効長を持つ。駅舎は木造平日の朝のみ駅員を配置していたが、2015年(平成27年)3月より終日無人化された。

利用状況 編集

近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。(彦根市統計書より)

年度 一日平均
乗車人員
2007年 428
2008年 449
2009年 404
2010年 372
2011年 355
2012年 354
2013年 359
2014年 356
2015年 340
2016年 340
2017年 329
2018年 267
2019年 228

駅周辺 編集

駅東側を国道8号が、駅西側を矢倉川が並行する。東海道新幹線は駅から西へ少し離れた所を並行し、その奥にエレベーターエスカレーター工場がある。そこから西へ進むと米原野球場とJR琵琶湖線東海道本線)に至る。旧中山道は駅南側で摺針峠へ向かうため右方向へそれる。駅から東へ進むと名神高速道路に至る。なお、駅付近には民家が無いが、駅から離れた所には小さな集落がある。

タクシー路線 編集

下記のデマンドタクシー路線が乗り入れる。

フジテック前駅
  • 愛のりタクシーとりいもと[5]
    • 宮田線:友仁山崎病院 / 北甲田

隣の駅 編集

近江鉄道
本線(彦根・多賀大社線)
米原駅(OR01) - フジテック前駅(OR02) - 鳥居本駅(OR03)

脚注 編集

記事本文 編集

出典 編集

  1. ^ a b c “フジテック前駅開業 あす鳥居本-米原間”. 京都新聞(京都新聞社). (2006年3月17日)
  2. ^ 名倉航平“近江鉄道活性化へ企業の声 沿線再生協 13社が意見交換会”、中日新聞、2022年9月17日朝刊、19面〔広域滋賀〕
  3. ^ 近江鉄道一体感で集客へ『読売新聞』2022年(令和4年)10月14日 滋賀版 29面
  4. ^ 中山道 摺針峠”. 彦根観光ガイド. 彦根観光協会 / 彦根市観光交流課. 2023年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月20日閲覧。
  5. ^ 愛のりタクシーとりいもと” (PDF). 愛荘町. 2023年8月20日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集