ビルマメダマガメ
ビルマメダマガメ(緬甸目玉亀、学名:Morenia ocellata)は、イシガメ科メダマガメ属に分類されるカメ。メダマガメ属の模式種。別名ビルマモレニアガメ、ワモンメダマガメ。
ビルマメダマガメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]() * ワシントン条約附属書I
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Morenia ocellata (Duméril & Bibron, 1835) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Emys ocellata | |||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ビルマメダマガメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Burmese eyed turtle |
分布 編集
和名ビルマメダマガメの「ビルマ」はミャンマーのことを指す。
ミャンマー南部固有種。
形態 編集
最大甲長22cm。オスよりもメスの方が大型になる。背甲はややドーム状に盛り上がる。椎甲板には筋状の盛り上がり(キール)が入る。背甲の色彩は褐色。椎甲板と肋甲板には暗褐色を明褐色で囲った目玉のような斑紋(眼状斑)が入る。種小名ocellataは「眼状斑がある」の意。眼状斑は老齢個体では消失することもある。腹甲は黄褐色や淡黄色で、斑紋はない。
頭部は小型で、吻端はあまり突出しない。皮膚の色彩は褐色や緑褐色で、頭部から頸部にかけて左右に3本ずつ白く細い縦縞が入る。
幼体は後部縁甲板がやや尖るが、成長に伴い縁甲板は滑らかになる。
生態 編集
三角州にある小規模な河川、湖、湿地、水路等に生息する。水棲傾向が非常に強く、日光浴のために上陸することもまずない。
食性は植物食で、水草や藻類等を食べる。
繁殖形態は卵生。
人間との関係 編集
生息地では食用とされることもある。
ワシントン条約附属書Iに掲載され商業目的の商取引は禁止されているが、生息地での個体数は少なくないとされる。しかし食用の乱獲等により生息数は減少している。
脚注 編集
- ^ Praschag, P., Platt, K. & Horne, B.D. (2021). Morenia ocellata. The IUCN Red List of Threatened Species 2021: e.T13873A544192. doi:10.2305/IUCN.UK.2021-1.RLTS.T13873A544192.en. Downloaded on 09 June 2021.
参考文献 編集
関連項目 編集
外部リンク 編集