ハリカナサス
ハリカナサス (Halicarnassus) はアイルランド生まれの競走馬である。馬名はマウソロス霊廟が作られた小アジア西部のカリア国の首都の名前[1]に由来する。
ハリカナサス | |
---|---|
2007年11月25日 東京競馬場 | |
欧字表記 | Halicarnassus |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 2004年3月15日(20歳) |
父 | Cape Cross |
母 | Launch Time |
母の父 | Relaunch |
生国 | アイルランド |
生産者 | ヨーマンズタウン・ロッジスタッド |
馬主 | ボックス41 |
調教師 | M.シャノン(イギリス) |
競走成績 | |
生涯成績 | 72戦10勝 |
獲得賞金 | 27万3500ドル |
経歴 編集
2006年(2歳)、6月24日にニューマーケット競馬場で行われた新馬戦で、同着ながら初勝利を挙げる。7月にニューマーケット競馬場で行われたスーパラティブステークス (G2) にて重賞に初挑戦し、勝利を挙げた。そして10月のデューハーストステークス (G1) では、テオフィロらに敗れ14着という結果に終わった。
2007年(3歳)、4月のグリーナムステークス (G3) で3着、5月に2000ギニーに出走したが17着だった。しかし続くコックドハットステークスを制し、6月3日のジョッケクルブ賞に出走するためフランスに遠征したが15着だった。帰国後の7月のバーレーントロフィーは5着、続くグッドウッド競馬場で行われたハンデ戦で12着と連敗が続くが、ランカスターステークス (G3) を制し、重賞2勝目を挙げる。続く9月のストレンソールステークス (G3) は2着、セレクトステークス (G3) は5着だった。そして9月21日にアークトライアル (G3) を制し、重賞3勝目を挙げた。この年最後は日本へ遠征し、第27回ジャパンカップに出走したが17着だった。
2008年(4歳)は12戦したが未勝利に終わった。2009年(5歳)は20戦してトルコのボスフォラスカップ (G2)を含む3勝を挙げた。2010年(6歳)は13戦して1勝を挙げた。
2011年(7歳)は13戦して1勝を挙げた。ボスフォラスカップへの出走後、種牡馬となるためそのままトルコにとどまる予定だったがイギリスに戻り[2]、もう1戦して現役を引退した。
血統表 編集
ハリカナサスの血統ノーザンダンサー系 / アウトブリード | (血統表の出典) | |||
父 Cape Cross 1994 鹿毛 |
父の父 Green Desert1983 鹿毛 |
Danzig | Northern Dancer | |
Pas de Nom | ||||
Foreign Courier | Sir Ivor | |||
Courtly Dee | ||||
父の母 Park Appeal1982 黒鹿毛 |
Ahonoora | Lorenzaccio | ||
Helen Nichols | ||||
Baridaress | Balidar | |||
Innocence | ||||
母 Launch Time 1991 鹿毛 |
Relaunch 1976 芦毛 |
In Reality | Intentionally | |
My Dear Girl | ||||
Foggy Note | The Axe | |||
Silver Song | ||||
母の母 Pride's Palace1975 鹿毛 |
Majestic Prince | Raise a Native | ||
Gay Hostess | ||||
Prides Profile | Free America | |||
Hillbrook F-No.4-r |
脚注 編集
- ^ 現在のトルコ共和国ボドルム。地名としては、ハリカルナッソスという日本語表記も多い。
- ^ Burn, James (2011年9月7日). “Halicarnassus in surprise return to Britain” (英語). Racing Post. 2012年11月25日閲覧。
外部リンク 編集
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post