チャールズ・シルモン
チャールズ・シルモン(Charles Silmon、1991年7月4日 ‐ )は、アメリカ合衆国・ウェーコ出身で短距離走が専門の陸上競技選手。2013年モスクワ世界選手権男子4×100mリレーの銀メダリストである。
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選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Charles Silmon | ||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技 (短距離走) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 100m | ||||||||||||||||||||||||||||||||
大学 | テキサスクリスチャン大学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1991年7月4日(32歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | テキサス州ウェーコ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 173cm | ||||||||||||||||||||||||||||||||
成績 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
世界選手権 |
100m 予選5組5着 (2013年) 4x100mR 2位 (2013年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
国内大会決勝 |
全米選手権 100m 2位 (2013年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
最高世界ランク | 100m 11位 9秒98 (2013年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト | |||||||||||||||||||||||||||||||||
60m | 6秒60 (2013年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
100m |
9秒98 (2013年) 9秒85w (2013年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
200m | 20秒23 (2013年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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経歴 編集
高校時代にはNFL選手を夢見ていたが、ACL(前十字靭帯)断裂のためにその夢は諦め、陸上競技に切り替えた[1]。
2010年 編集
7月、世界ジュニア選手権(現・世界U20選手権)の男子100m決勝で10秒23(-0.7)の自己ベスト(当時)をマークするも、デクスター・リー(10秒21)に次ぐ2位で惜しくも金メダルを逃した[2]。4×100mリレーでは2走を務め、決勝で38秒93をマークしての金メダル獲得に貢献した[3]。
2012年 編集
7月、北中米カリブU23選手権の男子100m決勝で10秒17(+0.9)をマークし、ジェイソン・ロジャーズ(10秒06)、キーナン・ブロック(10秒15)に次いで銅メダルを獲得した。4×100mリレーでは2走を務め、38秒94をマークしての金メダル獲得に貢献した。
2013年 編集
3月30日、テキサスリレーの男子100mに出場し、追い風参考記録ながら自身初の9秒台となる9秒94(+4.3)をマークした[4]。
6月上旬、全米学生選手権(NCAA選手権)の男子100m予選を9秒92(+3.0)で突破すると、決勝は9秒89(+3.2)で制して初優勝を成し遂げた[5]。
6月下旬、全米選手権の男子100m準決勝を9秒85(+3.2)の全体1位で突破すると、決勝では公認初の9秒台となる9秒98(+1.1)をマークしてジャスティン・ガトリン(9秒89)に次ぐ2位に入り、8月に開催されるモスクワ世界選手権アメリカ代表の座をつかんだ[6][7]。
8月、モスクワ世界選手権の男子100mと4×100mリレーに出場。100mは予選で10秒34(-0.1)の組5着に終わり敗退したが[8]、4×100mリレーでは1走(シルモン、マイク・ロジャース、ラキーム・サラーム、ジャスティン・ガトリン)を務め、決勝で37秒66をマークしての銀メダル獲得に貢献した[9]。
2015年 編集
6月、全米選手権の男子100m準決勝で追い風参考記録ながら9秒94(+3.7)をマークするも、0秒001というわずかな差で決勝進出を逃した[10]。
自己ベスト 編集
記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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屋外 | ||||
100m | 9秒98 (+1.1) | 2013年6月21日 | デモイン | |
9秒85w (+3.2) | 2013年6月21日 | デモイン | 追い風参考記録 | |
200m | 20秒23 (+0.6) | 2013年5月25日 | オースティン | |
室内 | ||||
60m | 6秒60 | 2013年3月8日 | フェイエットビル | |
200m | 21秒04 | 2012年2月25日 | アルバカーキ |
主要大会成績 編集
備考欄の記録は当時のもの
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2010 | 世界ジュニア選手権 | モンクトン | 100m | 2位 | 10秒23 (-0.7) | 自己ベスト |
4x100mR | 優勝 | 38秒93 (2走) | ||||
2012 | 北中米カリブU23選手権 (en) | イラプアト | 100m | 3位 | 10秒17 (+0.9) | |
4x100mR | 優勝 | 38秒94 (2走) | ||||
2013 | 世界選手権 | モスクワ | 100m | 予選 | 10秒34 (-0.1) | |
4x100mR | 2位 | 37秒66 (1走) | ||||
2014 | 世界リレー (en) | ナッソー | 4x100mR | 予選 | DQ (4走) |
脚注 編集
- ^ “Track runner Charles Silmon overcomes injuries to become an All-American”. tcu360.com (2013年2月22日). 2016年10月3日閲覧。
- ^ “第13回世界ジュニア選手権男子100m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “第13回世界ジュニア選手権男子4×100mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “Patton clocks windy 9.75 at Texas Relays”. 国際陸上競技連盟 (2013年3月31日). 2016年2月26日閲覧。
- ^ “TCU's Silmon takes 100 meter title; USC ties Texas for first with two event wins”. 全米大学体育協会 (2013年6月7日). 2016年2月26日閲覧。
- ^ “2013年全米選手権フルリザルト”. 全米陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “ゲイが今季世界最高で男子100m優勝、全米陸上選手権”. フランス通信社 (2013年6月22日). 2015年6月20日閲覧。
- ^ “第14回世界選手権男子100m予選リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “第14回世界選手権男子4×100mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “2015年全米選手権フルリザルト”. 全米陸上競技連盟. 2016年2月26日閲覧。
外部リンク 編集
- チャールズ・シルモン - ワールドアスレティックスのプロフィール(英語)
- チャールズ・シルモン - 全米オリンピック委員会のプロフィール(英語)
- チャールズ・シルモン - 全米陸上競技連盟のプロフィール(英語)
- チャールズ・シルモン - テキサスクリスチャン大学のプロフィール(英語)
- チャールズ・シルモン (@charlessilmon) - X(旧Twitter)
- チャールズ・シルモン (@charlessilmon) - Instagram