セルクナム族

パタゴニアの先住民族

セルクナム族(セルクナムぞく、Selk'nam)とは、ティエラ・デル・フエゴ諸島を含むチリ及び、アルゼンチン南部のパタゴニア地域において居住していた民族オナ族オーナ族 (Ona)とも呼ばれる。

セルクナム族の子ども(1898年撮影)
セルクナム族を制圧したジュリアス・ポパー。写真左中央にセルクナム族の遺体が見える

概要

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南米最後の先住民族インディオ)の一つで、チョン小語族に属するセルクナム語英語版を使用した。19世紀末にチリ・アルゼンチン両国政府がティエラ・デル・フエゴの探索と領有を進めた結果、絶滅に追い込まれた。

元々南米大陸を先住の地としていたが、マゼラン海峡カヌーにより縦横断し[1]ティエラ・デル・フエゴ北部に住み着いた[2]と考えられている。

脚注

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  1. ^ Frederick Webb Hodge, Proceedings: Held at Washington, December 27-31, 1915, original from Harvard University, 649 pages
  2. ^ Stefan Anitei, The Enigma of the Natives of Tierra del Fuego - Are Alacaluf and Yahgan the last Native Black Americans? [1]

参考文献

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  • Luis Alberto Borrero, Los Selk'nam (Onas), Galerna, Buenos Aires 2007.
  • Lucas Bridges, Uttermost Part of the Earth, London 1948.

関連項目

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外部リンク

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