セフィオンテクト
セフィオンテクト(CeFiONtect)は、表面処理技術の一つであり、TOTOが特許を取得し、1999年から同社の大小便器、洗面器などの衛生陶器に使用されている。 釉薬を焼き上げ、100万分の1ミリメートル単位になめらかにし、イオンバリアを表面に付け、汚れをはね返すことができる。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/6e/TOTO_C75U-2.jpg/220px-TOTO_C75U-2.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/43/0140%E4%BE%BF%E6%89%80.jpg/220px-0140%E4%BE%BF%E6%89%80.jpg)
概要 編集
純度の高いガラス層を1200℃の窯でじっくり焼き付けたことで、美しさが持続し、セフィオンテクトで焼き付ける0.2mmの特殊なガラスにより、便器表面の平滑が、実験上は100年近く継続することが確認されている。
セフィオンテクトが施釉されている製品には“CeFiONtect”と書かれたラベルと抗菌効果の説明ラベル(JIS Z 2801 を満たした日本建材・住宅設備産業協会基準による抗菌に関する表示)が貼りつけされている。2012年以後に生産された製品ではセフィオンテクトが標準化されたこともあり“CeFiONtect”と書かれたラベルは割愛され抗菌効果の説明ラベルのみが貼られており抗菌効果の説明ラベル貼り付けがセフィオンテクトが施釉品であることがわかる。
また、セフィオンテクトが施釉されている製品は一般品と見比べると表面がメタリックのような光沢になっている。
外部リンク 編集
- セフィオンテクト加工とはどのようなことをいうのですか?(TOTO Q&Aページ)2013年10月24日閲覧