ストランデッド
ロキシー・ミュージックのアルバム
『ストランデッド』(Stranded)は、1973年にリリースされたロキシー・ミュージックのサード・アルバム。
『ストランデッド』 | ||||
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ロキシー・ミュージック の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1973年9月 | |||
ジャンル | アート・ロック、グラムロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
アイランド(オリジナル盤) EG(リイシュー盤) リプリーズ アトコ(一時期のみ) | |||
プロデュース | クリス・トーマス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ロキシー・ミュージック アルバム 年表 | ||||
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解説 編集
ブライアン・イーノ(テープ、シンセサイザー)に代わって、元カーヴド・エアのエディ・ジョブソン(キーボード、ヴァイオリン)を迎えた最初のアルバムである。また元クォーターマス、ハード・スタッフのジョン・ガスタフソンがサポート・ベーシストとして初参加した[2]。
「アマゾナ」はブライアン・フェリーとフィル・マンザネラ、「ヨーロッパ哀歌」はフェリーとアンディ・マッケイの共作である。フェリー以外のメンバーの名前がアルバム収録曲の作者に記載されたのは、本作が初めてである[注釈 1]。
本作は彼等にとって初めて、全英アルバムチャートの1位を獲得したアルバムになった。「ストリート・ライフ」はシングル・カットされて全英シングルチャート9位に達した。
収録曲 編集
特記なき楽曲はブライアン・フェリー作。
カヴァー 編集
パーソネル 編集
ロキシー・ミュージック
- ブライアン・フェリー - ボーカル、ピアノ、エレクトリック・ピアノ、ハーモニカ
- ジョン・ガスタフソン - ベース
- エディ・ジョブソン - シンセサイザー、キーボード、エレクトリック・ヴァイオリン
- アンディ・マッケイ - オーボエ、サクソフォーン、トリートメント
- フィル・マンザネラ - ギター、トリートメント
- ポール・トンプソン - ドラム、ティンパニ
アディショナル・ミュージシャン
- クリス・ローレンス - ストリング・ベース (「日没」)
- ロンドン・ウェルシュ・メイル・クワイア - コーラス (「祈り」)
スタッフ
脚注 編集
注釈 編集
- ^ 本作以前に発表されたロキシー・ミュージックの楽曲は、デビュー・シングル『ヴァージニア・プレイン』とセカンド・シングル『パジャマラマ』のそれぞれのB面に収録されたマッケイ作のインストゥルメンタルを除いて、全てフェリーの単独作だった。
出典 編集
- ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Stranded – Roxy Music”. AllMusic. 2010年3月17日閲覧。
- ^ Buckley (2004), pp. 149–151.
引用文献 編集
- Buckley, David (2004). The Thrill of It All: The Story of Bryan Ferry & Roxy Music. London: Andre Deutsch. ISBN 0-233-05113-9