スキップカード
スキップカードは、かつて仙台市交通局と宮城交通が発行していた磁気式乗車カード(ストアードフェアシステムのプリペイドカード)である。デザインは仙台市交通局発行と宮城交通発行で異なる。仙台市地下鉄・仙台市営バス、宮城交通とミヤコーバスの路線バスで使用できた。
概要 編集
1,000円、3,000円、5,000円の3種類が発売されており、利用金額にプレミアは付かないが、バス-地下鉄間の乗り継ぎ割引が適用される。このうち、乗り継ぎ割引は適用されないが、プレミアが付くカードを「ジョイカード」という。 両社とも、未使用分や中途使用分の払い戻しは不可。
適用路線 編集
乗継割引 編集
販売箇所 編集
- 仙台市交通局
- 泉中央駅・勾当台公園駅・仙台駅・長町南駅の乗車券発売所
- 交通局乗車券発売所
- 旭ヶ丘バスターミナル
- 市バス各営業所・出張所
- 仙台駅西口バスプール案内所
- バス車内の運賃箱(1,000円のスキップカードのみ)
- 地下鉄駅券売機
- 地下鉄駅務室窓口
- 地下鉄駅売店
- 委託発売所
- 宮城交通
- 仙台駅前西口案内所
- 長町南駅定期券発売所
- 泉中央駅定期券発売所
- 富谷営業所
- ミヤコーバス吉岡営業所
- ミヤコーバス名取営業所
- ミヤコーバス塩釜営業所
- 委託発売所
IC乗車カード導入への動き 編集
2014年(平成26年)12月に仙台市地下鉄南北線、2015年に仙台市地下鉄東西線と市営バス、および宮城交通の路線バスに、IC乗車カードicscaを導入。これに伴い、2015年12月6日の東西線・仙台市営バスへのicsca導入開始とともに販売停止となった[1]。2016年10月31日には磁気カード乗車券の利用が停止され、先立つ2016年10月1日より5年間、無手数料による払戻による対応に切り替えられた。プレミアの上乗せがないため、未使用使用の如何に関わらず、カードの残額が全額払戻される。
仙台市営バスと宮城交通では、各車両に順次icsca対応運賃箱を順次設置。置き換えが完了した車両では、1000円のスキップカードの購入が運賃箱からはできなくなっていた。
脚注 編集
- ^ ICカード乗車券 icsca(イクスカ)について (PDF) 仙台市交通局(2014年5月21日発表。同年7月1日のウェイバックマシンアーカイブより)
関連項目 編集
外部リンク 編集