クラスノヤルスク水力発電所

クラスノヤルスク水力発電所は、エニセイ川に設けられた重力式の水力発電所ロシアの都市、クラスノヤルスクの30km上流に位置している。完成当時、世界最大の発電量の水力発電所だった。ダムによって生まれた人工湖「クラスノヤルスク貯水池」は琵琶湖の3倍の広さがある。この湖の影響でエニセイ川の水温が高くなり、冬でも凍結しなくなったため、霧が発生しやすくなった。

クラスノヤルスクダム
クラスノヤルスクダム
所在地 ロシアクラスノヤルスク
位置
北緯55度56分5秒 東経92度17分37秒 / 北緯55.93472度 東経92.29361度 / 55.93472; 92.29361座標: 北緯55度56分5秒 東経92度17分37秒 / 北緯55.93472度 東経92.29361度 / 55.93472; 92.29361
河川 エニセイ川
ダム湖 クラスノヤルスク貯水池
ダム諸元
堤高 124 m
堤頂長 1065 m
着手年/竣工年 1956年/1972年
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エニセイ川は水運が盛んなため、船舶を通過させるための設備「インクラインド・レール」が併設されている。船を貨車に乗せて急斜面に敷かれたレールの上を移動する装置である。レールの軌間は9mで世界最大である。

関連項目 編集

脚注 編集

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