オオアワダチソウ
オオアワダチソウ(大泡立草、学名:Solidago gigantea var. leiophylla)は、キク科アキノキリンソウ属の多年草。北アメリカ原産で、日本では外来種(帰化植物)として全国に定着している。
オオアワダチソウ | |||||||||||||||||||||||||||
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オオアワダチソウ(2008年7月、福島県会津地方)
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Solidago gigantea Aiton var. leiophylla Fernald | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
オオアワダチソウ(大泡立草) | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Giant goldenrod |
分布 編集
特徴 編集
花茎の高さは50cmから150cmになる。葉は茎に互生し、披針形で縁は低い鋸歯状。花期は7月から9月で、茎の先端に黄色の小さな花が集まって咲く。
同属の帰化植物であるセイタカアワダチソウと比べると、オオアワダチソウは背が低く、葉や茎がザラザラせず、花穂の先端部分が曲がる。花期も早く、セイタカアワダチソウが咲く頃には花期は終わっている。セイタカアワダチソウのように大群落にもならない[1]。
外来種問題 編集
明治頃から栽培されていたものが日本全国の荒地や河川敷などに野生化している[2]。北海道ではセイタカアワダチソウよりも優占している[2]。
希少植物が生育する礼文島では、本種の駆除が行われている[1]。
外来生物法により要注意外来生物に指定されている。また、日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100にも選定されている。