エンサイン・N176 (Ensign N176) は、イギリスのレーシングチーム、エンサイン1976年F1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー

エンサイン・N176
カテゴリー F1
コンストラクター エンサイン
デザイナー デイヴ・ボールドウィン
先代 エンサイン・N175
後継 エンサイン・N177
主要諸元
シャシー アルミニウム製モノコック
エンジン フォード・コスワースDFV  V型8気筒 N/A
タイヤ グッドイヤー
主要成績
通算獲得ポイント 2
出走優勝表彰台ポールFラップ
140000
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概要 編集

設計はデイヴ・ボールドウィンによる。前作のN175とそれほど変わらないデザインであり、外観ではインダクションポッドが取り外された。スポンサーの関係でシーズン中にカラーリングは何度か変更された。

デビュー戦は第4戦スペイングランプリ。クリス・エイモンがドライブした。エイモンは予選10位、決勝5位で2ポイントを獲得したが、N176が獲得したのはこの2ポイントのみとなった。エイモンは第10戦ドイツグランプリまでドライブしたが、このドイツグランプリで発生したニキ・ラウダの事故に衝撃を受けてチームを離脱する。第11戦ではエイモンに代わってハンス・ビンダーが起用されたが、続く第12戦ではウィリアムズを離脱したジャッキー・イクスが加入、4戦に出場した。


F1における全成績 編集

(key) (太字ポールポジション

シャシー エンジン タイヤ ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 ポイント 順位
1976年 N176 フォード-コスワース DFV 3.0 V8 G BRA
 
RSA
 
USW
 
ESP
 
BEL
 
MON
 
SWE
 
FRA
 
GBR
 
GER
 
AUT
 
NED
 
ITA
 
CAN
 
USA
 
JPN
 
2 12位
  クリス・エイモン 5 Ret 13 Ret Ret Ret
  パトリック・ネーヴ 18
  ハンス・ビンダー Ret
  ジャッキー・イクス Ret 10 13 Ret

外部リンク 編集