エドアルド・モリナリEdoardo Molinari1981年2月11日 - )は、イタリアトリノ出身の男子プロゴルファー。日本で開催された2009年ダンロップフェニックストーナメント優勝者になった選手である。彼は2005年ヨーロッパのゴルファーとして初の全米アマチュア選手権優勝を成し遂げた選手として知られる。1歳年下の弟フランチェスコ・モリナリもイタリアを代表するプロゴルファーであり、2018年の全英オープンの優勝者。

 エドアルド・モリナリ 
Edoardo Molinari
基本情報
名前 エドアルド・モリナリ
生年月日 (1981-02-11) 1981年2月11日(43歳)
身長 180 cm (5 ft 11 in)
体重 74 kg (163 lb)
国籍 イタリアの旗 イタリア
出身地 同・トリノ
経歴
プロ転向 2006年
成績
優勝回数 日本1・欧州2
初優勝 2007年コロンビア・マスターズ
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来歴 編集

モリナリは兄弟で早くからゴルフを始め、弟のフランチェスコは2004年からプロゴルファーとなった。兄のエドアルドが世界的な知名度を獲得したのは、2005年全米アマチュア選手権優勝である。1911年に創設された全米アマチュア選手権は、アマチュアゴルフトーナメントの最高峰として位置づけられるイベントで、優勝者には次年度のマスターズ全米オープン全英オープンの招待資格が与えられる。E・モリナリはヨーロッパのゴルファーとしては初の全米アマ優勝者になり、2006年の全英オープンで予選を通過した。彼はトリノ大学で技術の学位を取得した後、2006年夏からプロゴルファーになった。

プロ入り後、ヨーロッパの「チャレンジ・ツアー」で2007年度の賞金ランキング1位(賞金王)になり、2008年からヨーロッパツアーのメンバーになった。しかし、2008年の欧州ツアーでは賞金ランキング147位と低迷したため、2009年度のシード権を確保できなかった。2009年度の欧州チャレンジ・ツアーで2勝を挙げた後、11月のダンロップフェニックストーナメント日本を初めて訪れ、4日間通算13アンダーパー(70+66+69+66=271ストローク)で回った。2008年の欧州ツアー賞金王ロベルト・カールソンスウェーデン)とのプレーオフで、モリナリは2ホール目でバーディーパットを沈め、国際試合初優勝を飾った。2010年7月に行われた「スコティッシュ・オープン」で欧州ツアー初優勝を飾った。

プロ優勝 (9) 編集

欧州ツアー (2) 編集

No. 年月日 トーナメント スコア 打差 2位
1 2010年7月11日 スコティッシュ・オープン −12 (66-69-63-74=272) 3打差   ダレン・クラーク
2 2010年8月29日 ジョニー・ウォーカー選手権 −10 (70-68-69-71=278) 1打差   ブレット・ラムフォード

日本ツアー (1) 編集

No. 年月日 トーナメント スコア 打差 2位
1 2009年11月22日 ダンロップフェニックス
トーナメント
−13 (70-66-69-66=271) プレーオフ   ロバート・カールソン

チャレンジツアー (5) 編集

No. 年月日 トーナメント スコア 打差 2位
1 2007年2月4日 クラブ・コロンビア・マスターズ −5 (69-69-72-69=279) Playoff   グスタボ・メンドーサ
2 2007年3月11日 ケニア・オープン −6 (68-69-67-70=274) 1打差   James Kamte
3 2009年5月23日 Piemonte Open −18 (67-67-66-70=270) 4打差   ゲリー・ボイド
4 2009年9月20日 カザフスタン・オープン −20 (67-67-66-68=268) 3打差   クリス・ゲーン
5 2009年10月24日 Italian Federation Cup −21 (66-67-68-66=267) 1打差   ニコラス・コルサーツ

その他 (1) 編集

外部リンク 編集