エイクスュルニル
北欧神話に登場する鹿
エイクスュルニル(Eikþyrnir)は、北欧神話に登場する牡鹿である。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b3/AM_738_4to_Valh%C3%B6ll.jpg/150px-AM_738_4to_Valh%C3%B6ll.jpg)
『古エッダ』の『グリームニルの言葉』第25節[1]および『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第39章[2]において、エイクスュルニルは次のように説明されている。
すなわち、エイクスュルニルはヴァルハラにおり、レーラズ(en:Læraðr)という樹の枝から葉や若芽をむしっては食べている。同様に山羊のヘイズルーンもレーラズの葉や若芽を食べている。エイクスュルニルの枝角からは大量の滴が滴り、下方のフヴェルゲルミルに流れ込んでいるとされる。
脚注 編集
参考文献 編集
- V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。