はぐれそうな天使」(はぐれそうなてんし)は、来生えつこ作詞、来生たかお作曲の楽曲。1985年に来生たかおの歌唱によるオリジナル・シングルが発売され、翌1986年岡村孝子がカバーしたシングルが発売された。

来生たかおによる歌唱盤 編集

はぐれそうな天使
来生たかおシングル
初出アルバム『ONLY YESTERDAY
B面 夢みる頃を過ぎても
リリース
規格 シングル・レコード
ジャンル ポップス
レーベル キティ・レコード
作詞・作曲 来生えつこ
来生たかお、Ebako Jr.
チャート最高順位
来生たかお シングル 年表
白いラビリンス (迷い)
(1984年)
はぐれそうな天使
(1985年)
あした晴れるか
(1986年)
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  • 来生たかおが歌唱した「はぐれそうな天使」は、18枚目のシングルとして1985年9月10日キティレコードから発売された。
  • 本田技研工業トゥデイ」のCMソングに使用された。CMには今井美樹が出演している。
  • 来生のコンサートでのトークによると、元々は楽曲提供だけの予定だったが、歌い手が決まらなかったため、自身で歌うこととなったという。

収録曲(来生盤) 編集

  • 全作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお、Ebako Jr.編曲:武部聡志、Ebako Jr.
  1. はぐれそうな天使
  2. 夢みる頃を過ぎても

楽曲の収録アルバム(来生盤) 編集

岡村孝子による歌唱盤 編集

はぐれそうな天使
岡村孝子シングル
初出アルバム『私の中の微風
B面 ひとりぼっちの心を抱きしめて
リリース
規格 シングル・レコード
8cmCD
ジャンル ポップス
時間
レーベル ファンハウス
作詞・作曲 来生えつこ
来生たかお、Ebako Jr.
プロデュース Takako Okamura &
Yukio Hiasa & Ebako Jr
チャート最高順位
岡村孝子 シングル 年表
今日も眠れない
(1986年)
はぐれそうな天使
(1986年)
夏の日の午後
(1986年)
テンプレートを表示
  • 岡村孝子が歌唱した「はぐれそうな天使」は、通算3枚目のシングルとして、1986年3月20日ファンハウス(現・ソニー・ミュージックレーベルズ)から発売された。
  • 岡村のソロ名義で発表された曲の中で唯一、岡村が作詞・作曲に関わっていない。
  • 岡村の楽曲で唯一、船山基紀がアレンジを担当している。
  • ヴォーカリストとして自信がついた曲、と後に岡村が語っている。
  • 本田技研工業トゥデイ」のCMソングに、来生のオリジナルに続いて採用された。
  • CMには同じく今井美樹が出演していた。
  • 全編フランス・ロケによるビデオソフトNoël』(1986年12月20日)にミュージック・ビデオが収録されている。2006年12月13日にDVD化された。
  • デビュー20周年記念ベスト・アルバム『DO MY BEST』、ソロ・デビュー20周年記念TV主題歌&CMソング集『TOY BOX』初回限定生産DVDに、それぞれミュージック・ビデオが収録された。
  • コンサートツアー「OKAMURA TAKAKO CONCERT TOUR '03 "TEAR DROPS"」では「はぐれそうな天使」アコースティック・ヴァージョンが披露された。現在のところ、このヴァージョンは商品化されていない。
  • カップリング曲の「ひとりぼっちの心を抱きしめて」は、ラジオの企画で作られた曲で、第三者と岡村のコラボレーションで作られた初めての作品[1]
  • アルバム『Andantino a tempo』には、リミックス・ヴァージョン(キーボードが大幅に異なる)が収録。このシングルに収録されているヴァージョンは、現在のところ他のアルバムで聴くことができない。

収録曲(岡村盤) 編集

  1. はぐれそうな天使 (4:06)
    作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお、編曲:船山基紀、Ebako Jr
  2. ひとりぼっちの心を抱きしめて (4:30)
    作詞:中庭とし江、補作詞:岡村孝子、作曲:岡村孝子、編曲:田代修二

楽曲の収録アルバム(岡村盤) 編集

その他のカバー 編集

備考 編集

  • 来生えつこの短編小説集『エピソード』(角川書店、1988年)に同名小説が収録されている。

脚注 編集

  1. ^ このほか、さだまさしが作詞、作曲は岡村が担当した「銀色の少女」(32枚目のシングル:2006年4月26日)がある。